涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

「平湯民俗館 お食事処 禄次」 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯

厳しい冬用衣類が必要となくなった石川県。奥飛騨温泉郷へ行くためため、タイミングを逃して来季に持ち越しとなっていたブーツを購入。高くはないそこそこのアウターは、何度かユニクロへ行くもサイズや色が折り合わずに断念しました。

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2月23日(金)、奥飛騨温泉郷は真冬。念を押しておいてもなお、妻の防寒対策は見ているこちらが不安になるほど。平湯温泉案内所のお姉さんに愚痴をこぼしたくらいでした。

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この日のお宿は「Tabist 風雪」。食事提供のない旅館で、宿泊料金は7500円(+入湯税300円)でした。

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館内も部屋も良い意味で昔ながらの旅館。リーズナブルで寛げて満足でした。こちらの和室には小さめのテレビが。

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反対側には冷蔵庫と洗面所・トイレ・風呂(全て別)。元は大浴場であったであろう風呂が貸切で利用できます(内湯が2つ、露天風呂が1つ)。

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内湯に入ってから部屋でまったりし、夕食のために再び平湯民俗館に向かいました。民族資料館は昼間とは趣が異なり、若者向けの映える様になっていました。

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17:30開店の「お食事処 禄次」。平湯温泉にはいくつか飲食店がありますが、飲むならここ「禄次」だそうです(平湯温泉案内所のお姉さん談)。

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定食や麺類の他に居酒屋メニューが豊富。富山港直送のお刺身もありました。

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「禄次」の平湯みずはちゃんはクレソンVer。名物のクレソン鍋を楽しみにしていましたが、春限定とのことでガッカリ。

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飛騨牛もつ鍋(2000円)。

それならばキノコ鍋と思いましたが、妻の希望で飛騨牛のもつ鍋を注文。1.5人前くらいのそこそこ深い鍋で、妻に取り分けてもらったので分かりませんが、もつもたくさん入っていたようです。

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口に入れた瞬間の独特な爽やかな香り。飛騨牛のもつはとても美味いし、ほちゃほちゃになったキャベツがまた旨い。汁の最後の一滴までいただきました。

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あげづけ(400円)。

「あげづけ」とは飛騨高山の郷土料理で、醤油だれを染み込ませた油揚げのこと。味が想像できるじゃないですか。普段も油揚げに醤油をかけて食べるから。

そんなのとは全然違いました。何でこんなに美味しいの?って後味が最高。翌日に高山のスーパーで発見し、妻が自宅と妻の実家に買って帰りました。

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自家製鶏からあげ(1100円)。

大きくて数もあって食べるのがやっと。妻は1個だけ手伝ってくれました。名物だけあって美味しいけれど、これだけでお腹いっぱいになりました。

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漬物の盛り合わせ(600円)。

にんにくや赤かぶなど。一般的なものとは違い、塩分控えめで優しく箸休めに最適でした。

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禄次中華そば(700円)。

もっと薄味だったら・・・。細ちぢれ麺もスープも好きな感じだったので残念。生中2杯飲んで6100円なり。

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平湯バスターミナルからシャトルバスで昼食の「あんき屋」まで。スキー場横の雪の坂道を登り、「平湯大滝結氷まつり」へ行ってきました。

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ライトアップされた雪道はあまり寒く感じることもなく。ただビールを飲んだせいか、動悸が激しいかもと心配したりもしたりして・・・。

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途中で焚き火とぜんざい・甘酒・たる酒の無料のふるまいもありました。白玉ぜんざいが塩気が強めで美味しい。

『雪と氷に閉ざされし温泉』という奥飛騨温泉郷の冬のスタンプラリーの期間中でして。平湯みつばちゃんのお隣りは奥飛騨温泉郷の「奥飛騨五十鈴」ちゃん。ブログを書くためにいろいろ調べていると、だんだん『温泉むすめ』に興味が湧いてきました。

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武田信玄ゆかりの平湯温泉。白猿に導かれて発見したそうです。

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2月の厳冬期には平湯大滝が凍り巨大な氷柱に姿を変えるそうですが、15日以降は気温が高くこの日も滝のままでした。ライトアップされた平湯大滝はとても幻想的でした。