涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

「お食事処 あんき屋」 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯

三連休初日の2月23日(金)。妻のリクエストで岐阜県奥飛騨温泉郷の一つ、平湯温泉へ行ってきました。

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運悪く天気予報が雪なのも、平湯温泉辺りは雪だろうことも覚悟はしていました。ところが7:00過ぎに出発してすぐ、まだまだ金沢市の段階で雪がチラついてきました。

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福光から飛騨清見まで高速に乗り、高山市を通って奥飛騨温泉郷へ。途中で見かけたドライブイン?が懐かしく、思わず車を停めてしまいました。

20代の頃は高校時代の友人4人でよく行動をし、高山に行った時にも寄ったと思うんです。この日はまだ稼働していませんでしたが、ラーメン工場の見学もできるところの。

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このままだと早くに平湯温泉に到着するので、左折してたった1kmだから行っとく?と、少し過ぎてから戻って飛騨大鍾乳洞に行きました。

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チケット売場に表示されていてた外気温と鍾乳洞内の気温はたしか3〜4℃くらい。鍾乳洞の中の方が少し高かったと思います。入場券1100円。発見者の大橋外吉氏が集めた大橋コレクション館を通って鍾乳洞に向かう形でした。

素通りと思っていた大橋コレクション館ですが、特に仏教関係の工芸品が素朴で素晴らしく、他の美術品も見応えがあって眼福でした。2007年3月に強奪され、翌年返還された金塊の展示もありました。

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標高900m。観光鍾乳洞の中では日本一だそうです。写真は「竜宮の夜景」と名付けられた場所。鍾乳洞内はなかなか険しく、勾配が多く天井の低い通路を進んでいきます。

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鍾乳洞を出ると圧巻の景色。冬季限定の「氷の渓谷」が控えていました。氷柱は高さ30mにもなり、2月土曜にはライトアップもされるそうです。

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飛騨大鍾乳洞から30分ほど走って、昼食にと思っていた「あんき屋」に到着。奥飛騨温泉郷の入口に位置します。メニューを吟味したり、営業時間を調べていましたが、スキー場があるとは思ってもいませんでした。

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冬期はスキー場のレストハウスとなり、食事メニューも冬用になるようです。普段は飛騨牛やけいちゃん、平湯ジンギスカン等の飛騨らしい定食類がいろいろ用意されています。

3000円の飛騨牛ロース朴葉みそ定食か・・・。妻からの後押しもあり、せっかくの旅行だから奮発しようかと思っていました。

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冬期メニューは品数を抑えつつ、それでいて観光客にもスキー客にも満足できそうな構成になっていました。

通常は飛騨牛カレーがあるようですが、この3種のカレーだと容易に諦めることができました。飛騨牛ロースはありませんでしたが、それでも朴葉みそ定食を飛騨牛バラ肉90gで食べるか、豚カツ200gで食べるか。

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ミニそばとミニうどん(400円)。

飛騨牛ではなく豚カツにし、差額分で温かい麺類も食べることにしました。妻も喜ぶ美味しい出汁に麺。ここでは何を食べても満足できそうです。

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豚丼(1000円)。

妻は想定外の豚丼。普段でもそんなに豚肉も牛肉も食べないでしょうに。

妻はみそ汁が付いていないと思い、追加した麺と丼半分でお腹がいっぱい。定食と麺と妻の丼半でこちらもお腹がいっぱいでしたが、とても美味しく豚丼までいただきました。

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朴葉みそカツ定食(1600円)。

朴葉みその上で肉や野菜を焼くものと思っていましたが、豚カツを焼く(和える、温める)こともあるんですね。

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低温熟成チルドポークの豚カツ自体も美味しいのは間違いなし。名古屋の味噌カツはそんなに好きではないですが、これは新発見の美味しい食べ方でした。