涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

北陸唯一の現存十二天守 丸岡城

11月24日(日)、8:00。金沢駅前のホテルに宿泊している友人を迎えに行きました。

2日目の目的地は福井県立恐竜博物館。初めて恐竜博物館に行ったのもこの友人とで、2010年8月のことでした。

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当初は白山比咩神社を通って山越えの予定でしたが、タイヤ交換がまだだったことと、そうでなくても天気予報を見ると山道が不安この上ない。

今回は高速を利用して福井県に向かい、丸岡城に寄ってから恐竜博物館に行くことにしました。

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9:00。丸岡城の隣にある「一筆啓上茶屋」。お土産は物色できましたが、食事処は開店前だったので今回は食べ物の写真はありません。

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丸岡城の入場券で「一筆啓上 日本一短い手紙の館」にも入ることができ、「丸岡の織ネーム」が付属。

丸岡町はチロルリボンを量産できる国内最後の工場があり、「織りネーム」は栞やアクセサリー作りに利用してくださいとのことでした。

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丸岡城、別名「霞ヶ城」。合戦の時に井戸から大蛇が現れ、霞を吹いて城を隠した伝説があります。

由来はどうか分かりませんが、丸岡城の住所も福井県坂井市丸岡町「霞」町でした。

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2014年8月に来た時は僅かな入場料をケチって、城の周囲だけを歩いたので今回が初登城。

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丸岡城はこじんまりとしてちょうど良い、なんだか可愛い印象でした。住みたいくらいの。

丸岡城内の階段は傾斜が65度あり、「日本一急な階段」と言われているそうです。段数は少ないものの間隔が広い階段を、手摺と太いロープを使って登っていきます。外の石階段もなかなか急で降りるのが少し怖かったです。

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右の本多重次が妻に宛てた手紙をモチーフにして「一筆啓上賞」が誕生しました。左はその手紙に名前のある息子の「お仙」。後の初代丸岡藩主の本多成重です。

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3階からの眺め。天守の屋根が全て石瓦で全国でも稀だそうです。

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丸岡城の周囲を歩くのも乙なもの。友人の花や木の説明には相槌を打つことしかできず、妻がいれば同好の士なので会話がとても弾んだだろうに。

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10年振りの城丸くん。

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丸岡城からすぐの「一筆啓上 日本一短い手紙の館」は、時間がなかったので軽く見て回るだけでした。ずっといたら常設展示室で間違いなく泣けます。いつか妻と義母を連れて来ようと思っています。

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東尋坊=サスペンスで探偵犬(見習い)。道中のどこかでディスクゴルフ場も見かけました。情報量が多い。

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古城展望室から見た丸岡城天守と一筆啓上茶屋。戦国時代と現代の融合、男の子が好きそうな光景でした。