涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

「弱尊」 岐阜県高山市天満町

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2月24日(土)の飛騨高山。「弱尊」でカレーを食べられるまで2時間ちょっと。

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とりあえず高山の街を散策がてら、「弱尊」の場所を確認しました。JR高山駅から徒歩5分ほどに距離。

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青春18きっぷでも高山へは来ていて、見慣れたJR高山駅の様変わりに驚きました。小さいながらも近代的な。

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それでいて「匠通り」と呼ばれる連絡通路はジャパニーズでモダンな作り。飛騨産ヒノキを使った高山格子の通りで、高山祭に関するものが展示してあります。

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開店までの90分、ここから妻とは別行動にしました。

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再びJR高山駅に戻ったり、良いお土産がないか物色したり。母はとちの実せんべいがかなり嬉しかったようです。

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先頭になるのは恥ずかしく、開店前から「弱尊」近くで待機。もう少しで開店というところで、大家族がやってきたので慌てて並びました。

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メニューを見ても分からない単語がチラホラ。とりあえず「HSE」は温泉卵?ゆで卵?なのだけ調べました。「ホット・スプリング・エッグ」でしたっけ。

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左は妻のサラダ、右がドレスアップしたサラダ。単なる大盛(+80円)とツナサラダ(+150円)でドレスアップしました。

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牛スジカレー(1150円)。

「豚カツと牛スジで迷ってる」と言うと、妻が牛スジカレーを注文してくれました。前夜に続いての牛スジです。

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豚カツカレー(1250円)。

スパイシーとはちょっと違う辛さ。なのに甘い不思議なカレーでした。牛スジカレーの方は牛スジの出汁の旨みがルウと絡まり、ほどよく辛さも緩和されてより美味しいカレーになっていました。

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副菜の一つは飛騨高山ならではの赤かぶ。青のりも味変になって良い感じでした。

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平湯温泉まで往復でガソリンを4メモリ消費。今回の旅、珍しく喫茶店に行けたのも良かったです。いつも喫茶店でスイーツを食べる計画を立てる割には行かないことが多いので。

「かじ橋珈琲」 岐阜県高山市下三之町

2月24日(土)。早朝から露天風呂と内湯を堪能しました。平湯温泉でしたいことと言えば、8:00開店の「マスタシュ」でモーニングとパフェを食べることくらい。

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飛騨高山に寄って朝市と昼にカレーを食べることに決定し、「マスタシュ」でのモーニングは諦めて、明るくなってからチェックアウトしました。

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飛騨高山へは車で1時間弱。慣れない奥飛騨の雪の山道をヒヤヒヤしながら運転しました。

8:00を過ぎた雪がない高山は痛いような寒さ。夜の平湯温泉でもここまで冷えていなかったような気がします。

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高山へは何度も来ていて、妻とも今回で3回目。鍛冶橋のテナガとアシナガは毎回写真を撮っているかもしれません。「デビルサマナーだ!」と。

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宮川朝市を見て回るのも苦行のような寒さで、軽く見てから「かじ橋珈琲」に入店しました。

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モーニングセット(500円)。

バターたっぷりのトーストにナポリタンと盛りだくさんのフルーツ。宮川朝市を見下ろしながらの美味しいモーニングでした。

帰ってから1階の食堂も6:00から開店していて、リーズナブルに美味しいものを提供していることを知りました。もったいないことをしてしまいました。

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陣屋前朝市にも行き、1カゴ400円改め300円のリンゴを購入。小振りですがオマケを入れて13個もありました。

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お目当てのカレー屋が開店するのは約2.5時間後の11:30。高山散策で撮る写真はいつと通りの変わり映えしないものでしたが、JR高山駅はとても大きく様変わりしていました。

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飛騨高山は米澤穂信氏の〈古典部〉シリーズ、『氷菓』のアニメ版の聖地。運転中に千反田えるの姿の「飛び出し坊や」を見かけたんですが、散策中に出会えなかったことが残念でした。

アニメよりも原作派ですが、劇中では「一二三」だった「喫茶去 かつて」で以前パフェを食べました。2つ上の写真の「バグ・パイプ」は劇中では「パイナップルサンド」の名で描かれています。

米澤穂信氏の〈小市民〉シリーズのアニメが7月から放映です。表紙等を描かれている片山若子さんそのままの絵柄だったらなお良かったのに。

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飛騨高山温泉の『温泉むすめ』、高山匠美ちゃん。この時はまだハマっていない状態で、今なら他のパネル巡りやひょっとしたらグッズを買っていたかもしれません。

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「平湯民俗館 お食事処 禄次」 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯

厳しい冬用衣類が必要となくなった石川県。奥飛騨温泉郷へ行くためため、タイミングを逃して来季に持ち越しとなっていたブーツを購入。高くはないそこそこのアウターは、何度かユニクロへ行くもサイズや色が折り合わずに断念しました。

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2月23日(金)、奥飛騨温泉郷は真冬。念を押しておいてもなお、妻の防寒対策は見ているこちらが不安になるほど。平湯温泉案内所のお姉さんに愚痴をこぼしたくらいでした。

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この日のお宿は「Tabist 風雪」。食事提供のない旅館で、宿泊料金は7500円(+入湯税300円)でした。

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館内も部屋も良い意味で昔ながらの旅館。リーズナブルで寛げて満足でした。こちらの和室には小さめのテレビが。

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反対側には冷蔵庫と洗面所・トイレ・風呂(全て別)。元は大浴場であったであろう風呂が貸切で利用できます(内湯が2つ、露天風呂が1つ)。

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内湯に入ってから部屋でまったりし、夕食のために再び平湯民俗館に向かいました。民族資料館は昼間とは趣が異なり、若者向けの映える様になっていました。

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17:30開店の「お食事処 禄次」。平湯温泉にはいくつか飲食店がありますが、飲むならここ「禄次」だそうです(平湯温泉案内所のお姉さん談)。

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定食や麺類の他に居酒屋メニューが豊富。富山港直送のお刺身もありました。

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「禄次」の平湯みずはちゃんはクレソンVer。名物のクレソン鍋を楽しみにしていましたが、春限定とのことでガッカリ。

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飛騨牛もつ鍋(2000円)。

それならばキノコ鍋と思いましたが、妻の希望で飛騨牛のもつ鍋を注文。1.5人前くらいのそこそこ深い鍋で、妻に取り分けてもらったので分かりませんが、もつもたくさん入っていたようです。

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口に入れた瞬間の独特な爽やかな香り。飛騨牛のもつはとても美味いし、ほちゃほちゃになったキャベツがまた旨い。汁の最後の一滴までいただきました。

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あげづけ(400円)。

「あげづけ」とは飛騨高山の郷土料理で、醤油だれを染み込ませた油揚げのこと。味が想像できるじゃないですか。普段も油揚げに醤油をかけて食べるから。

そんなのとは全然違いました。何でこんなに美味しいの?って後味が最高。翌日に高山のスーパーで発見し、妻が自宅と妻の実家に買って帰りました。

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自家製鶏からあげ(1100円)。

大きくて数もあって食べるのがやっと。妻は1個だけ手伝ってくれました。名物だけあって美味しいけれど、これだけでお腹いっぱいになりました。

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漬物の盛り合わせ(600円)。

にんにくや赤かぶなど。一般的なものとは違い、塩分控えめで優しく箸休めに最適でした。

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禄次中華そば(700円)。

もっと薄味だったら・・・。細ちぢれ麺もスープも好きな感じだったので残念。生中2杯飲んで6100円なり。

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平湯バスターミナルからシャトルバスで昼食の「あんき屋」まで。スキー場横の雪の坂道を登り、「平湯大滝結氷まつり」へ行ってきました。

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ライトアップされた雪道はあまり寒く感じることもなく。ただビールを飲んだせいか、動悸が激しいかもと心配したりもしたりして・・・。

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途中で焚き火とぜんざい・甘酒・たる酒の無料のふるまいもありました。白玉ぜんざいが塩気が強めで美味しい。

『雪と氷に閉ざされし温泉』という奥飛騨温泉郷の冬のスタンプラリーの期間中でして。平湯みつばちゃんのお隣りは奥飛騨温泉郷の「奥飛騨五十鈴」ちゃん。ブログを書くためにいろいろ調べていると、だんだん『温泉むすめ』に興味が湧いてきました。

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武田信玄ゆかりの平湯温泉。白猿に導かれて発見したそうです。

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2月の厳冬期には平湯大滝が凍り巨大な氷柱に姿を変えるそうですが、15日以降は気温が高くこの日も滝のままでした。ライトアップされた平湯大滝はとても幻想的でした。