涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

幕末純情伝

昨日はつかこうへいさんの「幕末純情伝」を観てきました。
7月に香林坊にできた北國新聞赤羽ホールで19時開演。
仕事が終わってシャワーを浴び、近くのコインパーキングで駐車。
夕食は一風堂で赤丸かさねと替え玉、半チャーハン(隠し味は何?驚きの美味しさでした)。
関西や東京の大きめのホールしか行ってないせいか、小さめでシンプルな作りに感じました。
後ろの方でも舞台との距離感が近くて良さそう。
僕は9列目の一番右、出入り口の横でした。
客層は様々で年配の方が結構いたり、家族連れもいました。
原作小説を読んだことのある僕は、「子供に見せて大丈夫かよ」と多少の心配をしていました。
読んだのは7年以上前なんですが、憶えているのは「エロエロだー!」ってことだけだし。
そりゃあ、新撰組とか石原さとみとか興味を引く題材ですよね。
本日100部限定のパンフレットを買って、席についてドキドキ。
最初から想像外の展開に驚きました。
キャスティングの妙、衣装の奇抜さ、歌あり踊りあり、下ネタ満載。
パンフを見たときから、「何で島崎藤村がいるの!?」って思っていたんですがこういう事か!!!
大政奉還に向かう坂本龍馬
その夢が如何に絵空事かを、幕末を舞台にしつつ世界大戦後や現代の惨状と同じ時系列で物語ってるんですね。
つかこうへいさんの凄さを目の当たりにした僕は休憩時間につかこうへいさんの解説本と「幕末純情伝」のサイン入り戯曲&小説を買うほどのめり込んでしまいました。
あっという間の3時間弱でした。
久しぶりの興奮に夜はなかなか眠れませんでした。
最後の胸元の泣いた純白のドレスに菊一文字を持った沖田総司役の石原さとみさんはそりゃあ美しかったです(女性剣士スキー)。
総司&龍馬と佐々木?で剣を交えるシーンで、佐々木が彼らの剣の流儀を言ってるんですが何て言ってたかはっきり分かりませんでした。
戯曲とは違いましたし、「坂本はんは外道剣」と聞こえましたが誰か教えて欲しいです。
これで僕もつかこうへんさんのファンになりました(誕生日が一緒)。