涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

「3つ星街道バス」 3、高山

25日(日)、白川郷から1時間ほど走り最後の高山へ。

今回で高山に来るのは6回目。嫁と出会って約2週間後の2度目のドライブデートも高山でした。

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高山には14:30〜16:30の滞在。

いつも撮ってしまう鍛冶橋の欄干にいる手長(左の)。こちら側の欄干には足長がいます。

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70円のみたらし団子。

無理をしてでも高山ラーメンでビールを飲む予定だったんですが、最近は旅先で食べ過ぎや疲れで体調を崩すことが多いので今回は自粛しました。

その代わりにこちらでも試食や食べ歩きを満喫。以前も食べたことがあるかもしれない、酒屋さんのしょうゆソフトクリームが絶品でした。

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アニメ版『氷菓』の「一二三」のモデルになった「喫茶去 かつて」。小説だと『愚者のエンドロール』の中で描かれている場面で、2階で1人寂しくパフェを食べたこともあります。

2014年4月3日に行った時は偶然「飛騨生きびな祭」の日で、お遊びで看板が「喫茶 一二三」に差し替えられていました。

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2015年8月29日に嫁と昼食に入った「久田屋」。

このも飛騨牛朴葉みそ定食を食べました。

その後に入った喫茶店の「手風琴」は改装?閉店?帰宅して調べると移転したらしく、も一度行きたかった「匠館」は社員研修のため臨時休業でした。残念。

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バスの発着場だった「飛騨ホテルプラザ」のロビーにて。昨年母がここで一泊し、食事がとても豪華だったと言っていました。

金沢まで約2時間。予定通りの18:30に駅に到着しました。

あまり経験のないバス旅はなかなか良いものでした。バスの中では2人してうつらうつら。目覚める度に日々の疲れが取れていき、あまりの気持ちの良さに幸せな気分になっていました。

ビールも日本酒の試飲もしなかったので、駅のスーパーでビールが美味しくなりそうな物を買い、嫁の提案で立ち食いそばで夕食にしました。 

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「加賀白山そば」の和風らーめん(500円)。

ここの甘い出汁の和風らーめんは何度食べても美味しいです。

お終い。

「3つ星街道バス」 2、白川郷

25日(日)、五箇山から30分走って世界遺産白川郷へ。11:00〜13:30まで各自で散策、昼食とのこと。

白川郷へは友人らと2009年9月に来たことがあり、バスが停まった瞬間にいろいろ思い出し懐かしい気持ちになりました。

白川郷は観光客でいっぱい。ガイドさんに勧められた飲食店はどちらも団体客の予約で満席で、ほぼ西端の「お食事処 あらい」に入ってみました。

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飛騨牛朴葉みそ定食(1500円)。

飛騨牛なのに意外とリーズナブル。煮物や漬物なんかも盛りだくさん。

嫁はうどんの定食でした。

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さっと炙って、脂が乗って美味しい飛騨牛をパクリ。ちょっと焦げた朴葉みそを白米に乗せて食べるのも美味い。

1500円の割に飛騨牛は量も厚みもありました。 

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本来だったらシャトルバスで展望台まで行き、合掌造りの集落を眺めるべきなんですが、いつになったらバスに乗れるか分からないような行列。諦めて白川郷をのんびり散策することにしました。

こちらは荻町合掌造り集落で最大規模の「和田家」。 

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和田家の2階(屋根裏)から見た風景。

ちょっと高くなっただけなのに素晴らしい景色。これだけでも入館料300円の価値はありました。

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屋根裏は養蚕の作業場です。 

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甘酒と飛騨牛メンチカツ。とちもちや試食もいろいろといただきました。

このメンチカツがジューシーしっとりで美味しく、揚げ物を嫁がそこまで褒めるのも珍しいなと思ったり。 

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白川八幡宮

左手には冬季休館の「どぶろく祭りの館」もあります。

白川郷の道路に雪はないんですが、広場やそうでないところはこんな感じです。

お参りをするにはもう階段とは呼べないような雪の坂を登る必要があり、嫁は先に上にいた女子大生っぽい2人組に手を引っ張ってもらい。こちらはお参りを諦めた仕草をすると、その2人組に笑われたので必死で登りました。

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お参りをして戻ろうとしたら、帰り道はさらに怖い。遠回りして雪深いところを踏みしめてどうにか帰還。嫁のように滑り降りる勇気はありませんでした。 

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イラストが描かれた絵馬が多くあり、調べると『ひぐらしのなく頃に』の作中で描かれた神社のモデルとのこと。

怖いのが苦手なんで『ひぐらし』はゲームもアニメも未経験ですが、白川郷が聖地らしいですね。

次は高山散策に続きます。

「3つ星街道バス」 1、五箇山

今日明日と連休。テレビで見た雪の白川郷に嫁は興味を持ったようで、平時なら車で行ける距離だけどこの時期はさすがに躊躇うところ。

五箇山白川郷・高山を散策する、「3つ星街道バス」を発見したのでそちらで観光してきました。

2018年1月13日〜3月31日までの土日祝。金沢駅から高山までの片道は5000円、往復は6000円です。

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8:30に金沢駅を出発。五箇山世界遺産である菅沼合掌造り集落はバスの車内から。

ツアーで観光する富山県南砺市上梨の「こきりこの里」は、9:30から1時間の滞在です。

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国指定重要文化財の村上家。

こちらの入館料300円はツアー料金に含まれ、囲炉裏を囲んで合掌造りやこきりこ踊りの解説、こきりこ踊りの鑑賞をしてきました。

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1時間の滞在の内、村上家へは30分ほど。

この辺りの見学施設は村上家と流刑小屋くらいなので良いんですが、トイレを我慢しながら早く終わらないかとヒヤヒヤしていました。

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中央辺りの小さな小屋が流刑小屋。

加賀藩政治犯罪人等を収容していた、現存する唯一のものだそうです。

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村上家から庄川を渡ってすぐに流刑小屋があるのですが、かつては罪人の脱走防止と塩硝(火薬の原料?)作りの機密保持のために橋を架けることが許されなかったそうです。 

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村上家の隣りの白山宮に参りたかったんですが、雪がこんな感じで断念。

10:30に「こきりこの里」を出発し、白川郷に続きます。