大阪の友人との金沢・福井観光の2日目、11月24日(日)。
福井県立恐竜博物館のレストランで次の行き先を話し合い、友人からは越前大野城を推されましたが、メディアで見るような城を見るには付近の山を徒歩で登る必要があるらしい。
越前大野城はいつかの楽しみに取っておき、もう一つの候補地であった永平寺に行くことにしました。
何度目かの「道の駅 禅の里」。ここら辺の風景もそこそこ見慣れましたが、自然あふれる中の運転はとても楽しいものです。
門前町を入ったすぐの大きな駐車場を利用。お土産屋の「井の上」の駐車場で、駐車料金を前払いし、お土産屋の割引券を貰いました。
永平寺に来たものの、参拝せずに門前町で永平寺そばを食べたのは2009年6月。
子供の頃に永平寺に参拝に来た記憶がありますが、母と話すと家族とではなく小学校のバス旅行が濃厚。そうならば今だに所持しているコインケースは父か誰かのお土産ということか。「えい坊くん」の前身のようなキャラクターが笑っている姿の。
母が永平寺に来たのは若かりし修学旅行の時。足腰がめっきり弱くなった母の目標は、もう少し調子が良くなって永平寺の絵天井を見に行くことだそうです。車で連れて行ってと言われています。
傘松閣の「絵天井の間」。230枚の色彩画のモチーフは花鳥風月が中心。その中に鯉・リス・唐獅子の5枚の色彩画が隠されていて、見つけることができたら願いが叶うそうです。
果たして母が歩くのに難儀しないかも確認したく、そういう点も観察しながら散策していました。母の記憶が正しく、永平寺は回廊の多いお寺でした。
母は車イスでも杖でもありませんが、車イス利用の参拝順路もあるし。「絵天井の間」と仏殿で参拝し、永平寺そばを食べて帰ってくるだけでも良い思い出になるか。
宝物館も見応えがあります。
永平寺にまで『チラムネ』のポスターが。原作は未読ですが、永平寺や一乗谷がどのように描かれるのか少し気になっています。
永平寺名物のごまとうふソフトはとてもあっさりで美味しかった。次回はぷりんソフトを食べたいと思います。