岩手旅行1日目の8月12日(月・祝)。一ノ関駅からバスで平泉駅へ向かいました。
10:45。20分ほどバスに揺られて平泉駅に到着。ガイドの方と合流して、コインロッカーに荷物を預けて身軽に。今旅は雨と荷物の多さで、何度もコインロッカーのお世話になりました。
駅から毛越寺へは徒歩10分。巡回バスやレンタサイクルもありますが、ガイドの方とタクシーで向かいました。
拝観料700円。出発直前に読みが「もうつうじ」と知りました。世界遺産検定の2級と3級を持っているのに・・・。
芭蕉夏草の句碑。
夏草や 兵どもが 夢の跡
本堂。
撮影した順番やパンフレットから記憶を呼び起こして建物の名称を書いております。間違えていたらすいません。
開山堂。
毛越寺の大泉が池を一周する形で案内してもらいました。
州浜(すはま)。
JR東日本のポスターかCMで吉永小百合さんが立たれた場所だそう。
大泉が池の出島と池中立石。州浜とは対照的に荒々しさを表現しているそうです。
雨の毛越寺の浄土庭園を巡り、タクシーに乗って中尊寺に向かいました。
中尊寺ハス。
発見されたハスの種子が、800年の眠りから覚めて開花したもの。下の駐車場からだと月見坂を登る形になるので、ここからスタートするのがベストだそうです。
中尊寺。
拝観料1000円。まずは宝物館の讃衡蔵で、奥州藤原氏が残した文化財を見学。
SNSか何かで見かけたと思いますが、まさか荒木飛呂彦先生の作品と巡り合うとは。
今年は金色堂建立900年。
雨のため最低限のものしか見られなかったのが心残りでした。卒論が宮沢賢治だったので句碑や、源義経や弁慶に関する所などもスルー。見て回る余裕は心身ともにありませんでした。
目にご利益のある峯薬師堂。老眼や眼精疲労なのでちゃんと手を合わしたかったんですが・・・。
平泉には毛越寺・中尊寺の他に3つの世界遺産があります。観自在王院跡は毛越寺から見え、金鶏山は中尊寺へ向かうタクシーから遠くに見えたかもしれなく、無量光院跡は「道の駅 平泉」へ向かう巡回バスの中から見えました。
行きたかった世界文化遺産センターは台風で休館だったかな。毛越寺と中尊寺に来れただけでも良しとすべきですよね。ガイドは2時間強で4000円なり。
『まっぷる』にも載っていた「夢乃風」で昼食にしました。お餅やわんこそば、平泉ホルモンやうどん・そばが食べられる食事処です。
藤原三代お餅膳(1210円)。
平泉に伝わるおもてなし料理の「餅膳」。一番人気にこちらを注文しました。
左上からずんだ・あんこ・くるみ、黒ごま、お雑煮用の?大根おろし・生姜。「夢乃風」では他に、じゅうね(えごま)・納豆・生きなこでも食べられます。
はっと汁定食(1430円)。
妻ははっと汁。喜んで食べていました。岩手だと「ひっつみ」という汁物もありますが、「すいとん」、「ひっつみ」、「はっと汁」。微妙に食材や作り方が違うそうです。
13:40に店を後にし、巡回バスで「道の駅 平泉」に向かいました。
巡回バスの車体には「わんこきょうだい」。お椀の中身から鑑みるに「おもっち」だと思われます。中尊寺の金色堂と毛越寺の大泉が池と金鶏山と松尾芭蕉のコスプレ?情報量が多い。
『まっぷる』では和がらしソフトクリームを勧めていましたが、「殿様のだだちゃ豆」を使用したずんだにしました。東北に来た!ってテンションが上がります。
在来線で盛岡へ向かう予定でしたが台風のために運休。一ノ関駅を15:48出発。余計に1870円かかりましたが、在来線で85分ほどかかるところを40分で到着しました。