先月末から石川県立美術館で開催されている、「これぞ暁斎! ゴールドマンコレクション」を観に行ってきました。
数日前に強引に梅雨明け宣言をした感のある北陸。今日は大変な真夏日で、建物や車から出た瞬間の熱気はもう酷いものでした。
昨年7月に富山県水墨美術館の『鬼才 河鍋暁斎展』と比べると、来客も意外と疎らだったのでじっくり見ることができました。
関係ないですが、途中で目に入った21世紀美術館のチケット売り場のあまりの人だかりに車中で思わず声を上げてしまいました。
チラシの裏面。
擬人化された動物も、ユーモラスに描かれた神さまも素晴らしい。
個人的には鍾馗が描かれたものが多くあったので大満足でした。
観覧料は1200円。
前売券を買おうとしていた前夜に、嫁の書道の先生から招待券をいただきました。感謝。
高校生の頃に自分は授業で、おそらくこの方から書道を教わってると思うんですよね。運命だなーって、嫁は先生にその事を話してないと思うんですが。
ポストカードは120円。
水墨美術館では1枚もなかった鍾馗のものが5種類はありました。
左上から時計回りに、
『地獄太夫がいこつの遊戯ヲゆめに見る図』、
『象とたぬき』、
『鬼を蹴り上げる鍾馗』、
『崖から鬼を吊るす鍾馗』の4種。
鍾馗のものは各2枚ずつ購入しました。
この展示用に作られたピンバッチを、鍾馗よ当たれ!と1度だけ挑戦。
『百鬼夜行図屏風』のものなので、悪くはない結果かな。
もう少し期間があるので、時間があったら1人でのんびり観に行きたいです。