
- 作者: 水上勉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/08/27
- メディア: 文庫
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劇団青年座の『ブンナよ、木からおりてこい』を観に行きました。
野々市フォルテで7列目、18:45開演で135分。
擬人化された蛙が主人公、というか登場するのがほぼ蛙。
他には鳶の餌ぐらで百舌・雀・蛇・鼠が順番に結構残酷な演出で・・・。
人間は最初に和尚さんが出てくる以外は、
会話の中に「人間が畑に農薬をまきやがった!」とかで出てくるだけ。
生きること、他の生き物から生かされるということをテーマにした作品で、
最初は寝てしまうかもと心配だったんですが、
舞台装置も演出も素晴らしく鳶の餌ぐらからは引き込まれてしまいました。
未知の国を求めて木を登り、半分以上は餌ぐらのシーンなのに、
主人公のブンナはほとんど食べられないように隠れているだけなんですが。

ブンナよ木からおりてこい―国連加盟30周年記念アニメーション映画 (
- 作者: 水上勉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1987/06
- メディア: 単行本
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ちなみにブンナの声は榊原郁恵さん。
公演は1000回以上を数え、
中国・ロシア・アメリカ・韓国でも公演しているそうです。
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- アーティスト: 水上勉
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1987/04/21
- メディア: VHS
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梟が出てきて、「休憩!15分!」と言い出して、
トイレ休憩になったのが笑えました。