涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

比叡山延暦寺

今日は父と青春18きっぷ比叡山延暦寺へ。
夜半の豪雨は嘘のように晴天、いつものように野々市駅を6:25出発。
通学途中の子らを横目に早朝から缶ビール2本。

乗り換えに30分待ちの敦賀駅はだいぶ綺麗に生まれ変わっていました。
スポーツ全般に興味がないのでアレだけど、高校野球は今は準決勝。
福井県の代表校は良い所まで行ってたんだ。
確か北陸三県は全て一回戦を突破したんですよね。

10:44に滋賀県大津市比叡山坂本駅に到着。
石積みの門前町 坂本。
あれから更に缶ビールを開けていたので満腹で暑く、
緩やかな坂道を汗を流しながら登って行きました。

父と別行動になる前に坂本名物「日吉そば」で昼食。
ちょっと甘くどいそばつゆに、そこまで冷たくはない麺。
が、つゆに付けると絶品。
そば湯も思わずほっこりしてしまう美味しさでした。
値段も650円とリーズナブル。

30分刻みで出発するケーブルカーのケーブル坂本駅まで早足!
父と途中で別れて、11:30に出発するホント直前に到着。
満腹気味なお腹に美味しい蕎麦を入れたのでもう苦しく、
汗はケーブルカーに乗っても全然止まらない。
途中で琵琶湖も眺められるケーブルカーは往復1620円、所要時間は11分。
日本最長のケーブルカーだそうです。

比叡山延暦寺は3つのエリアに分かれていて、
恐らく基本的にはシャトルバスでそれぞれを行き来。
今回は時間があまりないので、中心的な東塔のみを散策。

どこから行けば良いか分からず、とりあえず文殊楼を眺める。

2階には文殊菩薩が祀られており、
ほとんど直角に近い階段で登り降り。
さっきから雲行きは怪しかったけど、雷が何度もゴロゴロと鳴り出し。

降りだした雨は強くなってきて、
これは無理だなと500円の折りたたみ傘を購入。
根本中堂に入るために傘を折りたたんでリュックに片付けて。
外に出たら雨足が弱くなったのは助かるけど完全に止んで、
以降に傘を使うことは一切なかったという・・・。
その頃、父は20分ほどどこかのガレージで雨宿りを続けていたらしい。

大日如来が祀られている大講堂。

確か「一打50円」と書かれた「開運の鐘」。
テンションが上がって嬉しく無心で撞いていたけど、
本当は願い事を思いながら撞くべきだったのでは?と今更。

阿弥陀堂と東塔。
この先は西塔のあるエリアと山頂に続くけど、
雨の後の舗装されていない道だし所要時間も距離も分からない。
3人組の山ガールが戻ってきた風だったけど、
あとでパンフを見たら先に進まなくて正解だったなと思いました。

ケーブル延暦寺駅にいた、大津市観光キャラクターの「おおつ光ルくん」。

13:30発のケーブルカーで下山。
カラーリングが仮面ライダーディケイドっぽい。

行きは「縁」、帰りは「福」の車両でした。

次は全域を回り、ちょっと登山な感じで比叡山に来たいと思います。
ミュージアムやお洒落なレストランもあるし、景色も綺麗だし。

ケーブル坂本駅の近くにある日吉東照宮
日光東照宮の雛型として造られたそうです。

父との約束まで時間があるので遠回りしながら駅へ。

日吉大社の本宮へ行くには時間も体力もなさそう。

濃厚バニラソフト 350円。
汗を流した身体に染み入ってくる濃厚な甘さ。

比叡山坂本駅を14:59に発つ電車で帰路へ。
乗ってから暫くは豪雨が続いたけど、
買った折りたたみ傘の出番はやはりありませんでした。

野々市駅は19:01に到着だけど通過してそのまま金沢駅へ。
駅の3階にある「駅の蔵」で夕食兼飲み。
肉も食べたく刺身も食べたく。
カニクリームコロッケが美味。

豚の角煮が見た目に反してあっさりで旨い。
能登産豚を使った、アスパラの豚肉巻きがジューシーで塩加減が最高。
庄川産の若鮎の塩焼きは塩が効きすぎて残念な上に、
焼くのに時間がかかって帰る予定の電車には間に合いませんでした。

折角なので1人で2階の「すし玉」で〆。
生サーモンとさんまが特に美味しかった。
21:00過ぎに家に到着で今回の旅はお終い。