涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

装甲戦闘猟兵の哀歌



僕は大学時代にのめり込んでいた物の一つにPBMというものがあります。
「プレイバイメイル」「メイルゲーム」「ネットゲーム」等、会社によって呼び名は異なります。縮小版みたいな形で当時のゲーム雑誌でもありましたよね。
これはPBM歴の中で最も思い入れのある、遊演体のPBM「鋼鉄の虹」の小説で本編の数ヶ月前が舞台です。
第二次世界大戦前夜のドイツ隣国の架空国家「ケルンテン公国」。
戦場では戦闘機や戦車の他に、イェーガー(装甲戦闘猟兵)と呼ばれるロボットが活躍。
街には妖精や物の怪、魔法が見え隠れするファンタジー。
途中からワルキューレなんかも出てきて、要するに男の子(漢に非ず)が好きな物が全部入ったゲームでした。
蓬莱学園のようにゲーム終了後の小説への展開を期待していたのですが、ゲーム途中で発売された「彗星城に亡霊は哭く」のみ。
せめて短編集でもいいので僕が担当していただいてたマスターが執筆してくれたら、かなりの確率で描写されるのにと思っていました。


鋼鉄の虹―パンツァーメルヒェンRPG

鋼鉄の虹―パンツァーメルヒェンRPG


鋼鉄の虹 イェーガーハンドブック

鋼鉄の虹 イェーガーハンドブック


あれだけのめり込んでいたのに上記二冊は買ってませんでした。
イエサブ辺りであるのを見たけど、手は出せない値段だった気が。
同窓会では友人が上をビンゴの景品に持ってきていたのを譲り受ければよかったとちょい後悔。
某ロボットTRPGを作った後輩曰く、「「鋼鉄の虹」よりはマシなロボットを出した」と言っていた。
「何を言う!TRPG版ではなくってPBM版見ろよ。カッコイイぞー。
特にウービルト64機を!(全部、イラスト化されてたっけ?)」
来年の同窓会にでもイェーガーのコピーを持って行かねば。