涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

手塚治虫展、古代エジプト美術の世界展


今日は福井へ行ってきました。
8:30過ぎに家を出て、下道で2時間弱。
目的地その1は、福井市美術館で行われている『手塚治虫展』(1000円)。
ダンな外観の美術館に入る前からテンションが少し上りました。

館内の螺旋の坂をぐるぐるぐるぐる回って2階へ。
このフロアにはカフェもあり、
展示を観て出てくると館内全体にカレーの香りが漂っていました(笑)。

左の蛇はジョニーという、この美術館のキャラクター。
このアトムが無性に可愛かったです。

行く前に調べるとちょうど今日はギャラリートークのある日。
手塚先生が亡くなるまでの11年間共に働いていた、
手塚プロダクション著作権事業局局長の方が来ていました。
たしか主にアニメ進行を担当していた方で面白い裏話も聴け、
30人くらいの聴衆と一緒に1時間楽しく観て回りました。
それと福井放送の開局55周年の企画なのでほとんどカメラと一緒。
見られないけど何らかの番組で自分も写っているかもしれません。

右がトレース用の机、左が作業机。
目が悪いので4段の引き出しの上に作業机を置いて高さを出していたけど、
布団を敷き寝転んで原稿(下書き?)を書くことのほうが多かったそうです。
NHKの番組では布団の話はなかったそうです(笑)。

目的地その2はナビを頼りに20分ほど走った福井県立美術館の、
古代エジプトの美術の世界展 魔術と神秘』(1400円)。

ヒエログリフと魔術」・「素材の魔術」・「色の魔術」をキーワードに、
約150点に及ぶ出展作品の全てが日本初公開とのことでした。

メガテン好きには馴染みのある神様をモチーフにしたオブジェや装飾品など。
どちらも興味深くて先ほどはトークを含めて90分、
今回は50分と珍しくゆっくりのんびり観て回りました。

こちらは隣りにある「美術館喫茶室 ニホ」。
来る前から注文する飲み物とスイーツは決めてあったけど、
こんなのがあったら注文せざるを得ない。

らくだパフェset 800円。
席から外を眺めるとピラミッドが・・・。
店内にはエジプトの写真と『王家の紋章』全巻?・・・まだ連載中なのか。

???が砂漠、ジュレがナイル川、クッキーがピラミッドに見立ててあり、
一口目の感想は「カレー味!美味しい!」でした。
会計時に訊ねるとモヒート風のミントジュレに、
クミンやコリアンダーに白胡麻と隠し味に黒胡椒(間違いがあるかも)。
あっさりの美味しいパフェでスパイスが口中にしばらく残り、
可愛い店長さん?が言うには、「今回はカレー味が男性に大好評!」とのこと。

帰りに小松市の「道の駅 こまつ木場潟」で買い物。
頼まれていた玉ねぎも胡瓜もなく適当にお得そうな青果やいちじくゼリー、
3時のおやつの時間を過ぎていたけど昼食抜きだったので押しずしを。
ここのさんま寿司は安くて美味しいので何度買ったことか。
家に着いたのは17:00前。
細かい作品を長時間見ていたので疲れているのは目だけと思っていたけど、
缶ビール1本空ける頃には酔いが回るくらいに身体も疲れていたようです。