涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

高山観光

父の買った青春18きっぷ
できたら1回分は使ってほしいとの事だったので、
時間的にあまり負担にならない岐阜県高山市に行ってきました。
昨年8月に続いて高山市に来るのは4度目で、
電車で来るのは今回が2度目になります。
ちなみに昨日は母の18きっぷを使った初めての一人旅で、
京都の東寺で桜を見てきて心配していた割にご満悦で帰ってきました。

10:18に高山駅に到着。
快晴でちょっと涼しいくらい。
富山県岐阜県か分からないけど山間にはまだ雪がありました。
再来週から始まる高山祭で使われる「祭り屋台」の準備をしていて、
ちょっとした撮影スポットになっていました。

昨年入ったアニメ『氷菓』の「一二三」のモデルとなった「喫茶去 かつて」。
帰りにネットで見るまで気づかなかったけど、
後述のイベントのお遊びでか看板をわざわざアニメ版に変えてある!

開店まで時間があったので町中をぶらぶらして、
初志貫徹一食目は予定通りガイドブックに載っていた「寿美久」へ。
山菜がたっぷり乗った山菜ざるそば 1250円。

天ぷらか飛騨の漬物か名物のそばがきで昼からビール・・・
と思っていたけど次の店でいいかと我慢。
文句なしに美味しくうづらの卵やとろろと絡めるとまた旨い。

自分の持っているガイドブックの飛騨そばの一番いい所に載っていて、
路地裏にあるこじんまりとした隠れた名店という風。

昨年も入った『氷菓』と高山のコラボグッズも扱っている土産物屋。
友人のお土産に千反田えるのさるぼぼ(健康運だけど深い意味はない)を購入。

える役の佐藤聡美さんのサイン?
店員さんに「今から行かれるんですか?」と言われたので、
「いや、行かないですよ・・・って何かあるんですか?」と聞くと逆に驚かれ、
今日は隣駅の飛騨一ノ宮で「生きびな祭」があるとの答えが帰ってきました。

これか!昨年も貼ってあったポスター。
高山や『氷菓』のサイトを見てこのポスターの絵柄も見てたのに、
土日に開催だろうと思い込んでいたのかチェック不足でした。
平日なのにそこそこ観光客がいるなと思ったらそういうことだったのか。
店員さんも「だから今日は人がいっぱいなんですよ」と言っていて、
行けるかと調べたらだいたい2時間毎しか電車がない便の悪さ。
知ってたらそちらをメインにして組み立てたのにと後悔の嵐でした。

ちょっと考えながらも先ほど見かけて気になっていた「梗絲食品」へ。
奮発して特上飛騨牛づくし 1600円と生ビール!
サッと炙った飛騨牛の生姜乗せと岩塩乗せの握りと細巻。
贅沢過ぎる時間にアルコールの周りも早かった。

セブンイレブンだってこんなにオシャレ。
先ほどの店員さんが飛騨一ノ宮へはバスで行けると言っていたので、
高山駅に戻ってバス停で時刻を確認すると所要時間は15分。
ただ自分が戻ってきたのと入れ違いに出発したバスがまさにそれで次は1時間後。
帰りを1本遅らせれば行けないこともないけど、
自分はアニメ版はそんなに見ていない原作好きなのさと納得させて。
あとで調べると祭り自体も素晴らしく、
声優のトークショーがあったりと『氷菓』好きには更にたまらないものらしい。

気を取り直して時間まで再びぶらぶらと。
お土産兼腹ごなしにガイドブックでチェック済みの子鯛焼き15個で500円。

チーズ入りが売り切れてたのでノーマルの元祖飛騨牛まん 430円。
あっさり目のすき焼き風の味付けで個人的にはもう一味ほしい感じ。

巨大なキティちゃんのさるぼぼは他の店でも見たな。

アニメ版の「パイナップルサンド」のモデルとなった喫茶店「バグ・パイプ」。
さすがに店名はそのまま。

さっきまでこの川沿いでは宮川朝市が開かれていて、
橋の欄干にはお馴染みの手長と足長。
帰りは13:15発の特急「ワイドビューひだ」に乗って富山まで時間短縮。

富山駅前のポストの上にいた富山の薬売り。
すぐに金沢行きの鈍行があったけど1本遅らせて30分ちょい散策。
前に来た時は新幹線開業に向けて工事中だったけど、
残念ながら完成までにはまだまだ時間がかかりそう。

ウマヅラの肝乗せがあるのが通っぽい・・・白身は富山らしく昆布締めかな。

ちょっと時間があったのでホームの「立山そば」でかき揚げそば。
美味しいんだけどつゆが熱々を通り越してヌルいくらいだったのが残念。
ここから再び青春18きっぷで17時過ぎに家に到着。
美味しい旅でした。
花見したかったのに食べ物ばかり見てて桜を見るの忘れてた!
咲いてたか分からんけど。
帰ってきたら花粉症が酷いことになっていた、今年こそは再発かも。