涙滴型宇宙艇

主に石川県の食べ歩き。

若狭 海鮮グルメ食べづくし

今日は父と、北鉄グループの日帰りバスツアー「若狭 海鮮グルメ食べづくし」(6500円)に行ってきました。



最初の観光地は敦賀駅の近くにある氣比神宮
昨年7月に小浜へ行ったときの帰り道に、敦賀駅での乗り換え待ちの時にも行きました。
二千年の歴史があるパワースポットで、春日大社厳島神社の大鳥居に並ぶ「日本三大鳥居」だそうです。
小雨降る中、他の観光バスが何台かと地元の左義長(さぎちょう)も行われていてかなり賑わっていました。
道中の天気は雪の影響はほとんどなく、雨の影響が大きくあったのはここだけでした。



今回のメインである昼食は海鮮バイキングか若狭ふぐフルコース会席のどちらかで、僕らは前者を選択。
海の見える「若狭海遊バザール千鳥苑」という、地ビール工場もある場所でした。
後でガイドさんが言うには、ここ美浜町が生まれ故郷である五木ひろしさんの展示コーナーもあったそうです(興味はないけど)。
アワビの踊り焼きが1個と若狭地ビールが飲み放題で、約40種類が食べ放題。
最初に取った分だけでかなりお腹がいっぱいになり、最終的にはティラミスとホットコーヒーが一番美味しかったという食べ放題にありがちなオチになりました。
「うそば」という麺があって食べたんですが、うどんと蕎麦を貼り合わせた郷土料理でした。



次に行ったのは、東大寺二月堂へお水送りが行われる若狭神宮寺
神仏習合が残っている寺院は唯一ここだけだそうで、普通は本堂の仏像は左右対称に配置。
ここは真ん中と左の空間が仏像を祀ってあり、右の空間には神様がいるそうです。
帰る前には仏像に向かって柏手を打ってきました。
京都で戦乱が起こると鯖街道を通って仏像等が難を逃れて来てたので、小浜市は京都・奈良に続いて国宝が多いそうです。
小浜市は「海のある奈良」とも言われて、読んだことはないですが有栖川有栖さんのミステリに「海のある奈良に死す」というのもありますね。


次に「若狭塗箸専門店 せいわ」で塗箸の研磨体験。
小浜市は日本の塗箸の8〜9割を占め、朝ドラ「ちりとてちん」で貫地谷しほり演じる主人公の父が塗箸職人だったことで一躍有名になったそう。
12層に塗られた箸をもらい、研磨するといろんな色が出てきました。


最後は「小牧かまぼこ」の試食と工場見学・ショッピング。
氣比神宮でも一緒だったバスも含め名古屋や大阪のバスと到着が重なり、13台500名強がほぼ同時に到着しての人がゴミのようだでした。